takuya maeda - sociology

前田拓也(社会学)の研究 / 仕事 / 業績など

book chapters 共著

前田拓也, 2006, 「アチラとコチラのグラデーション――障害者介助の技術と介助者の日常」
三浦耕吉郎編『構造的差別のソシオグラフィ――社会を書く/差別を解く』世界思想社: pp63-99 (→ 加筆改稿の上 [前田2009] に再録)


A5判
348頁
¥3,780
978-4-7907-1182-7
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【目次】

序章 〈構造的差別〉のソシオグラフィにむけて ― 手紙形式による人権問題講義
(三浦耕吉郎)

第I部 支援する論理・排除する論理

第1章 『セックスボランティア』を読んで安心した人たちへ ― 障害者に対するセックスケアの困難
(横須賀俊司)

★第2章 アチラとコチラのグラデーション ― 障害者介助の技術と介助者の日常
(前田拓也)

第3章 ハンセン病者を嫌がり、嫌い、恐れるということ
(好井裕明)

第II部 「不法」の場所へ/「不法」の場所から

第4章 「不法占拠」の系譜学 ― 「不法」の脱構築
(金菱清)

第5章 「不法占拠」を生きる人びと
(三浦耕吉郎)

第6章 支援者からの撤退か、それとも…… ― 野宿者支援における〈応答困難〉の現場から
(山北輝裕)

第III部 〈沖縄〉 ― 表象を超えて

第7章 ひとつの場所/いくつかのシーサー ― 宝塚市における沖縄出身者と「沖縄」
(山口覚)

第8章 「ダイビングの島」の発展と変容 ― 本土からの沖縄移住者の役割を中心に
(圓田浩二)

第9章 穴の来歴 ― 環境保全条例の制定に向けた島嶼社会の戸惑い
(土屋雄一郎)

あとがき
執筆者紹介


review

  • 岸政彦, 200704, 「三浦耕吉郎(編)『構造的差別のソシオグラフィ──社会を書く/差別を解く』(世界思想社)書評」『部落解放研究』(部落解放・人権研究所)175: 88-91


  • referred

  • 阿部真大, 2006, 「ポスト日本型福祉社会のケア労働ーー主婦問題から若年労働問題へ」『Mobile Society Review 未来心理』7: 29-39.
    [PDF]


  • 阿部真大, 2007, 『働きすぎる若者たち——「自分探し」の果てに』日本放送出版協会
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