takuya maeda - sociology
前田拓也(社会学)の研究 / 仕事 / 業績など
book chapters 共著
- 前田拓也, 2012a, 「介助者──障害者とつくるコミュニティとは?」
前田拓也, 2012b, 「人見知りのフィールドワーク──なぜ『はたらきながらしらべる』だったのか(コラム)」
- 山泰幸・足立重和編『現代文化のフィールドワーク入門──日常と出会う、生活を見つめる』ミネルヴァ書房: pp81-100/102-103
A5版
290頁
¥3,150
978-4-6230-6132-7
[版元] [amazon]
- 【目次】
- 序章 現代文化のフィールドワークとは何か?──民俗学と社会学の接点から
(足立重和)
- 1 現代文化の多様性と画一性
- 2 よりよく生きる〈仕掛け〉としての現代文化
- 3 本書の構成と各章の主題
- 第Ⅰ部 日常としての現代文化
- 第1章 出産──産む場所はどこなのか?
(安井眞奈美)
- 1 日本で一番大きな村の出産
- 2 産婆とトリアゲバアサンの活躍した村
- 3 ダムが村を変えた──村の変貌と出産
- 4 出産できる病院は、もとから無かった?
- 第2章 地域政策──住民とどう向き合うのか?
(荒川康)
- 1 地域課題と人々の声
- 2 政策立案プロセスと住民参加
- 3 住民参加の現場
- 4 今後の地域政策のために
- 第3章 共住文化──団地住民はいかに外国人を受け入れたのか?
(松宮朝)
- 1 「多文化共生」か、「外国人問題」か
- 2 フィールドとのかかわり
- 3 団地の「共住文化」
- 4 「共住文化」の可能性
- ★第4章 介助者──障害者とつくるコミュニティとは?
(前田拓也)
- 1 コミュニティとしてのCIL
- 2 共同性のウチとソト
- 3 障害者コミュニティのなかの介助者
- 4 参加する/そとへつなぐ
- 第II部 たのしみとしての現代文化
-
- 第5章 祭り──大楠まつりは、なぜ行われるようになったのか?
(山泰幸)
- 1 フィールドに出会う
- 2 祭りとシンボル
- 3 大クスが育むコミュニティ
- 4 大クスをめぐる物語
- 第6章 民藝──物とどう向き合うのか?
(竹中均)
- 1 民藝──物とのつきあい方
- 2 民具研究とのすれちがい
- 3 民藝と民具の架橋
- 4 物との新しいつきあい方
- 第7章 頼母子講──なぜお金の貸し借りと飲み会がセットなのか?
(足立重和)
- 1 お札と宴会
- 2 X町での頼母子の現在
- 3 ほどよく管理された遊びの意味
- 4 遊びに覆われた町
- 第III部 生きかたとしての現代文化
- 第8章 引揚者──誰が戦後をつくったのか?
(島村恭則)
- 1 「アメ横」は、アメヤの横丁!?
- 2 引揚者の民俗学へ
- 3 引揚者がつくった戦後日本
- 4 新たな鉱脈の発見へ
- 第9章 信心──落人の墓を守るのはなぜか?
(田中久美子)
- 1 落人の墓とつきあう風景
- 2 岸岳末孫は誰のもの?
- 3 岸岳末孫と生きる
- 4 神や死者を生かすコミュニケーション
- 第10章 エスノメソッド──民俗学とエスノメソドロジーの接点とは?
(好井裕明)
- 1 「子供をさがす」から
- 2 人々の生活文化・日常的秩序・共同体的紐帯への視線
- 3 「方法」から生活文化・民俗をとらえようとする視点
- 4 〈生きる方法〉とエスノメソッド──読み解くことと生きていることの緊張感
- 第11章 住民のためらい──原子力施設立地点での生活保全とは?
(山室敦嗣)
- 1 立地点の住民にみられる自省的な姿勢
- 2 問われ続ける存在になる住民
- 3 ためらいを生かす
- 4 住民の生き方と生活保全
- 終章 フィールドワークのための10のヒント
(山泰幸)
- 索引
- コラム
- フィールドワークに何を持っていくか
(安井眞奈美)
- ★人見知りのフィールドワーク──なぜ「はたらきながらしらべる」だったのか
(前田拓也)
- フィールドワークにおける「当事者」性
(松宮朝)
- フィールドでの生活
(足立重和)
- フィールドワークと人生
(山泰幸)
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